今、我が子の守備位置を見つめながら、「ちゃんと捕れるかな……」と胃をキリキリさせているお母さん、本当にお疲れ様です。ウタマロさんちの母ちゃんです。
我が家の三男が小学1年生の頃、下級生の試合で初めてスタメンに選ばれたときのお話です。
親の私の方が朝からソワソワ、ドキドキ。
試合が始まると、まわりの子どもたちはみんな必死にボールを追いかけています。
「よしよし、いい雰囲気!」
……と思った、その瞬間でした。
グラウンドの遠くから、バラバラバラバラ……と、1機のヘリコプターが飛んできたのです。
我が家の三男が小学1年生の頃、下級生の試合で初めてスタメンに選ばれたときのお話です。
親の私の方が朝からソワソワ、ドキドキ。
試合が始まると、まわりの子どもたちはみんな必死にボールを追いかけています。
「よしよし、いい雰囲気!」
……と思った、その瞬間でした。
グラウンドの遠くから、バラバラバラバラ……と、1機のヘリコプターが飛んできたのです。
その瞬間、三男の視線は白球からヘリコプターへ。
あっちから飛んできて、
だんだん近づいてきて、
グラウンドの近くへゆっくり着陸するまで。
自分の守備位置から、体ごとヘリコプターの方を向いて、ずーーーっと見届けているではありませんか。
「おいおい三男、試合中やぞ……!」
私の心のツッコミをよそに、無事に着陸したのを確認した三男は、何事もなかったかのようにスンッと試合へ戻っていきました。
あっちから飛んできて、
だんだん近づいてきて、
グラウンドの近くへゆっくり着陸するまで。
自分の守備位置から、体ごとヘリコプターの方を向いて、ずーーーっと見届けているではありませんか。
「おいおい三男、試合中やぞ……!」
私の心のツッコミをよそに、無事に着陸したのを確認した三男は、何事もなかったかのようにスンッと試合へ戻っていきました。
まさかの「完璧な実況中継」
試合後、コーチが笑いをこらえながら「ヘリコプター、飛んできたねぇ」と声をかけてくれました。
すると三男は、今日一番のキラキラした目を輝かせて言いました。
「うん!あっちから飛んできて、あそこに止まった!」
……まさかの、完璧な実況中継(笑)。
これにはコーチも私も、声をあげて大笑いしてしまいました。
実は私、その試合の結果がどうだったのか、もうまったく覚えていません。
勝ったのか、負けたのか、三男がどんなプレーをしたのかすら記憶の彼方です。
でも、あのヘリコプターが着陸する一連のシーンだけは、14年経った今でも、昨日のことのように鮮明に思い出せます。
すると三男は、今日一番のキラキラした目を輝かせて言いました。
「うん!あっちから飛んできて、あそこに止まった!」
……まさかの、完璧な実況中継(笑)。
これにはコーチも私も、声をあげて大笑いしてしまいました。
実は私、その試合の結果がどうだったのか、もうまったく覚えていません。
勝ったのか、負けたのか、三男がどんなプレーをしたのかすら記憶の彼方です。
でも、あのヘリコプターが着陸する一連のシーンだけは、14年経った今でも、昨日のことのように鮮明に思い出せます。
14年間で、一番心に残っている「何気ない一日」
我が家の5人の子どもたちがソフトボールの沼にハマり、私は14年間、毎週末グラウンドへ通い続けました。
劇的なサヨナラ勝ちをした日も。
悔しくてみんなで涙を流した日も。
数え切れないほどの名勝負がありました。
それなのに、不思議と今でも一番愛おしく心に残っているのは、こんな何気ない一日のこと。
子どもが一生懸命ボールを追いかける……はずが、ヘリコプターを追いかけていた日のことです。
子どものスポーツの思い出って、ついつい「打った」「守った」「勝った」ばかりに目を向けてしまいがち。
でも、振り返ってみて胸がジーンと温かくなるのは、案外こういう「クスッと笑える我が子の無邪気さ」だったりするんですよね。
ちなみに三男、当時のソフトボールの内容は1ミリも覚えていません。
なのに、ヘリコプターの飛行ルートの記憶だけは、今でも完璧です(笑)。
今日もグラウンドで、我が子の予想外の行動にズッコケているお母さん。
それ、数年後には最高の宝物の思い出になりますから、全力で面白がっちゃいましょうね!
劇的なサヨナラ勝ちをした日も。
悔しくてみんなで涙を流した日も。
数え切れないほどの名勝負がありました。
それなのに、不思議と今でも一番愛おしく心に残っているのは、こんな何気ない一日のこと。
子どもが一生懸命ボールを追いかける……はずが、ヘリコプターを追いかけていた日のことです。
子どものスポーツの思い出って、ついつい「打った」「守った」「勝った」ばかりに目を向けてしまいがち。
でも、振り返ってみて胸がジーンと温かくなるのは、案外こういう「クスッと笑える我が子の無邪気さ」だったりするんですよね。
ちなみに三男、当時のソフトボールの内容は1ミリも覚えていません。
なのに、ヘリコプターの飛行ルートの記憶だけは、今でも完璧です(笑)。
今日もグラウンドで、我が子の予想外の行動にズッコケているお母さん。
それ、数年後には最高の宝物の思い出になりますから、全力で面白がっちゃいましょうね!
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【次回予告】
【次回予告】
「気づけば私がチームの『長老』ですが……ソフトボールのルール、正味わからん!!(笑)」
ソフトボール母14年目。後輩ママから「今のなんで?」と頼られる日々。
14年の風格を漂わせながら、心の中での私の本音は……?
インフィールドフライに振り逃げ、お父さんたちにしか分からない謎ルール。
ルールブックは分からなくても「走れー!」と叫び続ける、全国の応援ママに捧ぐ共感エッセイです!
14年の風格を漂わせながら、心の中での私の本音は……?
インフィールドフライに振り逃げ、お父さんたちにしか分からない謎ルール。
ルールブックは分からなくても「走れー!」と叫び続ける、全国の応援ママに捧ぐ共感エッセイです!