【2023年トレンド】ケガ防止に定評があり人気急上昇中！サッカー用ハイカットスパイクの魅力とは？メリット、デメリットや着用選手も紹介

サッカー用ハイカットスパイクとはどんなシューズなのか？

サッカー用ハイカットスパイクとは、スパイクと靴下が一緒になった特徴的な見た目のスパイクです。ハイカットとは、アッパー部分の上端が普通のローカットタイプに比べて高い状態にあることをいいます。

ハイカットスパイクの靴下部分は、ポリエステルの糸を素材として利用しニット加工されているので伸縮性があります。このニット加工された部分はメーカーによって呼び方が違い、プライムニット(アディダス)、フライニット(ナイキ)などと呼ばれています。

サッカー用ハイカットスパイクのメリット

左右の激しい動きをカバーリングできる

サッカー用ハイカットスパイクのメリットのひとつは、左右に振れる激しい動きにも柔軟に対応することができるという点です。 ハイカット部分が足首をガッチリとホールドしているため、俊敏に動くことができます。

小石などの異物が靴の中に入りにくい

スパイクのハイカット部分は、どのメーカーも靴と靴下が一体になって成形されている状態で販売しているので、 ハイカットスパイクを履けば、小石などの異物が靴の中に入り込みにくくなります。プレー中に足元が気になると集中力が削がれてしまうので、 走り込んでいると足元への異物混入が気になるという方にはおすすめのシューズです。

足首のケガのリスクを大きく減らせる

サッカー用ハイカットスパイクのメリットのひとつは、足首のケガのリスクを大きく減らせるという点です。 サッカーは選手同士が激しくぶつかり合うことがとても多いスポーツなので、プロ選手でも足首のケガで故障者入りすることは珍しくありません。 サッカーは足を使うスポーツなので、意図的でなくとも足首周辺のケガはついて回るものになります。足首部分まで守られているハイカットスパイクは、ケガのリスクを少しでも減らせるという点でメリットがあります。

サッカー用ハイカットスパイクのデメリット

使いやすいかどうかは人による

サッカー用ハイカットスパイクのデメリットは使いやすいかどうかは人によるということです。 足首まわりに比較的ゆとりのあるローカットスパイクのほうが瞬発性を発揮できる選手もいるのも確かです。 長年ローカットスパイクに慣れ親しんでいる方にとっては、ハイカットスパイクのパフォーマンスは最初は違和感を覚えるかもしれません。

お手入れが少し面倒

サッカー用ハイカットスパイクのデメリットはお手入れが少し面倒だということです。
特に、ニット加工を施してある靴下の部分は通常の靴下同様に臭いがつきものなのですが、靴の部分と一緒になっているので洗濯機に放り込むことはできません。
スパイク部分をお手入れしつつニット部分は手洗いする必要があるので、全体的なお手入れが少し面倒といえるかもしれません。

サッカー用ハイカットスパイクはアマチュアにおすすめなのか？

結論から言うと、サッカー用ハイカットスパイクはアマチュアにおすすめであるといえます。
現代サッカーは「データ戦術」を使った素早い動き出しと迅速な判断が求められるスポーツへと変わりつつあり、単純なドリブル突破やオーバーラップだけではなく左右に対しても俊敏な動きが求められるようになりました。
速さだけならローカットスパイクだけでも充分に効果を発揮しますが、俊敏なパフォーマンスはケガをする危険性もつきまといます。ケガの度合いによっては思いがけない療養期間を過ごすことにもなるでしょう。
そういった意味でもケガのリスクを大幅に減らすことのできるハイカットスパイクは、アマチュアプレーヤーにとっておすすめであるといえます。

プロ選手が愛用しているサッカー用ハイカットスパイクを一部紹介

①NIKE MAGISTA2

ヒートマップをイメージした流れるようなカラーリングデザインが特徴です。足首の骨の形になじむような形状で、しっかりと足首を包むために厚目の編みで仕上げることにより、アキレス腱にしっかりとフィットし、快適性を高めています。

②NIKE マーキュアルヴェイパースーパーフライ

立体的なアッパーが艶をとったミニマルで流線型のデザインが特徴です。手触りも優しくなり、悪天候にも対応できるものになっています。

③NIKE ハイパーヴェノム

ナイキスキンを搭載した独特のアッパーが特徴です。メッシュ素材を常に乾いた状態に保ちながら機能性を維持できるようになり、晴天時でも悪天候時でも同じようなボールコントロールが可能になりました。

まとめ

サッカー用ハイカットスパイクはケガの防止に定評があり、有名なプロサッカー選手も愛用している人気急上昇中のシューズです。まだローカットスパイクほどの定着は無いかもしれませんが、2023年のサッカートレンドに上がってくる話題として期待ができるでしょう。