1.はじめに
手軽にスポーツを始めたいと思ったとき、
テニスを思い浮かべたことはありますでしょうか。
団体スポーツは人を集めないとできませんが、
その点テニスは少人数で始めることができるので
社会人から始めるスポーツとしてもおすすめです。
2.必要な用具と予算
テニスを始めるにあたって必要なものはそれほど多くはありません
ラケット、テニスシューズ、それからラケットを入れるバッグです。
スポーツウェアはとりあえず家にあるもので大丈夫です。
ドリンクボトルやサングラス、キャップなんかは環境で変わりますので徐々に揃えましょう。
ラケットを入れるバッグは専用のものもありますが、
もし家にボストンバッグがあればそれも自然でかっこいいです。
上級者でもボストンバッグからラケットはみ出している方も結構います。
① ラケット
では早速ラケットを買いましょう。
テニススクールではレンタルもありますが、
打感がラケットで結構変わってしまうので、
できれば自分のものを持つことをおすすめします。
こちらは新品で一般的なメーカー製品になると3万円から4万円します。
ですが最近はリユースショップで1万円ちょっとで新古品に近いものも
売っていますのでそちらも悪くはありません。
ただラケットは中身が消耗している可能性があるので、
上達を目指すという方には中古品は向かない場合もあります。
ラケットを選ぶときは最初に面の大きさをチェックしましょう。
面のサイズはインチが単位になります。
大体95から120平方インチまで幅がありますが、
小さい方がよりパワーがある人に向いています。
若い男性の方やスポーツ経験ある方は100から105平方インチ、
少し年齢が上の方や力に自信がない方は105から110平方インチが
最初のラケットとしてはおすすめです。
重さは270gから300gくらいまでが一般的ですので
プレー環境やスタイルが決まるまではその範囲のものが良いでしょう。
② その他の用具
テニスシューズは5000〜15000円くらいが一般的です。
金額が高くなれば耐久性が上がり激しい動きでの安定感が増し、
フィット感も上がります。
最初は安価なものでもパフォーマンスが大きく変わることはないです。
週1回のテニスであれば2年くらいは使えますので、
お財布と相談しながら決めてください。
ラケットとシューズで目安として40,000円くらいでしょうか。
またテニスのガットは消耗品です。
張替えはガット代・作業工賃合わせて3000円くらいです。
ガットは熱で伸びるので季節ごとに変えるのがおすすめです。
3、4ヶ月を目安に張り替える費用をランニングコストとして考慮ください。
3.テニスコートを探す
ラケットとシューズの準備ができたらテニスコートを探しましょう。
テニスコートは大まかに次の4種類くらいに分類することができます。
- テニススクール
- 会員制テニスクラブ
- レンタルテニスコート
- 公園型テニスコート
① テニススクール
まずはテニススクール、最近は室内も多いです。
週1回の90分のグループレッスンが地方では
月額1万円くらいから受けることができます。
もちろん室内や都心部、プライベートレッスンは高額になります。
初心者の方にはテニススクールがおすすめです。
最初に指導者に習うかどうかで
その後のテニスライフが大きく変わります。
場所の予約、ボールの準備、練習相手の確保など
諸々を考えても継続して行うには
まずはテニススクールがいいでしょう。
ラケットのレンタルをしているところも多いのでぜひ問い合わせてみましょう。
②会員制テニスクラブ
2つめの会員制テニスクラブですが、
会員制テニスクラブは入会金と年会費を支払って
プレーしますが価格はピンキリです。
集まった会員の中でボールを出し合いダブルスのゲームを楽しむことが多いです。
ゲームはある程度ラリーが続くことが前提ですので
テニスを全くされたことがないという方には難しいかもしれません。
ただ会員制テニスクラブでもほとんどのところがテニススクールも
運営していますので将来ゲームを楽しみたいという方には
会員制テニスクラブのテニススクールはおすすめです。
③レンタルテニスコート
3のレンタルコートですが安い地域であれば
1時間500円くらいから借りることができます。
例えば会社のサークル活動などであればボール代は
かかりますが一番安価にすることができます。
しかしメンバーが安定して集まらなかったり、
また人気のコートは予約が抽選になっていたり、
また指導者もいないことからやり始めても続かないケースも多く見られます。
④公園型テニスコート
4の公園型のテニスコートは河川敷など公園として扱われているコートです。
地域の自治会が管理しているところもありますが、
管理者がおらずやや劣悪な環境になっているところもあります。
またそのコートのルールが誰に聞いていいかわからないことが多く、
趣味としてテニスを継続的に続けたい方にはあまりおすすめできません。
4.初年度にかかる費用モデル
仮にテニススクールで始めるとしたらどれくらいの費用か見てみましょう。
ラケットとテニスシューズの購入で40,000円、
月々のレッスン代10,000円×12ヶ月、ガット張替3,000円×4回とした場合、
初年度の支払い合計は17万2000円になります。
週1回の趣味として月当たり15,000円、都市部でも20,000円程度で
楽しむことができますので趣味としては比較的リーズナブルではないでしょうか。
5.Let’s try!
テニスはプレーする世代も広くプレー人口も多いので、
転勤が多い方も定年退職してからも、それこそ海外でさえも色んな方とプレーできます。
また夫婦で、親子で、3世代でも楽しむことができるスポーツですので生涯の財産となることでしょう。
テニスは週1回を1ヶ月習うだけでも上達します。
やりたいと思ったら今すぐ動き始めてみてください。
きっと新しい世界がきっと広がることでしょう。