バレーボールのサーブ5選！上手くなるコツを解説！

バレーボールのサーブとは？

ボールのサーブは、試合の流れを決める重要な技術です。
サーブは、エンドラインの後ろから相手コートにボールを打ち込むプレーです。

サーブには様々な種類があり、それぞれ特徴が違います。
上手なサーブを打っていると、相手チームの攻撃を緩めたり、直接得点したりすることができます。

バレーボールのサーブ5選とそれぞれの特徴

フローターサーブ

フローターサーブは、ボールに回転をかけずに打つサーブです。
無回転のボールは空気抵抗の影響を受けやすく、予想外の動きをすることがあります。

特徴：
・打ちやすくコントロールしやすい
・ボールが不規則に揺れて、レシーブが難しい
・初心者からプロまで幅広く使用される

ジャンプフローターサーブ

ジャンプフローターサーブは、フローターサーブを飛びながら打つサーブです。
ジャンプすることで、より高い位置からボールを打つことができます。

特徴：
・フローターサーブより速度が出る
・打点が高いため、ネットを越えやすい
・タイミングがずれるとミスしやすい

トップスピンサーブ

トップスピンサーブは、ボールに前回転をかけて打つサーブです。
回転によってボールが急降下するため、レシーブが難しくなります。

特徴：
・ボールが滑るように飛ぶ
・強く打てば当たるほど効果が高まる
・回転をかけるのが難しい

ジャンプサーブ

ジャンプサーブは、スパイクのように高くジャンプしてボールを打ち込むサーブです。
最も威力のあるサーブのひとつですが、難易度も高いです。

特徴：
・とても速くボールを打てる
・相手コートの奥まで届く
・ミスのリスクが高い

スカイサーブ

スカイサーブは、ボールを高く上げてから打つサーブです。
高い打点から打つため、ボールが急降下します。

特徴：
・ボールが真っ直ぐに落ちてくるように見える
・相手の頭上を通過するため、レシーブが難しい
・タイミングを合わせるのが難しい

サーブが上手くなる為のコツ

次は、先ほど紹介した５つの代表的なサーブについて、上手くなるためのコツ、注意点・練習方法を詳しく解説します。

フローターサーブ

コツ：
1.ボールを押し出すように打ちます。
2.手首を固定し、腕全体でボールを押します。
3.ボールの中心よりやや上を狙って打ちます。

注意点：
・手首を曲げると回転がかかってしまいますので、注意しましょう。
・トスは一定の高さで安定させることが大切です。

練習方法：
1.壁に向かってサーブを打ち、ボールの軌跡を確認します。
2.コート上に置いて、狙って勝負します。
3.パートナーにレシーブしてもらい、ボールの揺れ具合を確認します。

ジャンプフローターサーブ

コツ：
1.ジャンプのタイミングを合わせることが重要です。
2.空中でバランスを保ちながら、フローターサーブと同じ要領で打ちます。
3.打点は最高到達点よりやや手前で打つのがポイントです。

注意点：
・ジャンプの高さよりも、安定したフォームを維持することを優先しましょう。
・着地する時は、アンクルガードなどを着用して怪我を防ぐようにしましょう。

練習方法：
1.少し低いジャンプから始めて、徐々に高く上がっていきます。
2.ジャンプと打球のタイミングを合わせて練習を繰り返します。
3.コートの奥や角を狙ってサーブしていきましょう。

トップスピンサーブ

コツ：
1.ボールの下側を上向きにスナップを効かせて打ちます。
2.腕を振り抜くイメージで球を打ちます。
3.体重移動を使って、パワーを加えます。

注意点：
・回転をかけすぎると、ネットを越えられない可能性があります。
・打点が低すぎると、ネットにもりやすくなります。

練習方法：
1.ボールにマーカーで印をつけ、回転の様子を確認します。
2.パートナーにレシーブしてもらい、ボールの視点を確認します。
3.コートの手前から奥まで、様々な距離を狙って練習してみましょう。

ジャンプサーブ

コツ：
1.助走とジャンプのタイミングを合わせることが重要です。
2.空中で体をしっかり反らせ、大きな動作で打ちます。
3.ボールをしっかり腕で捉えてパワーを加えます。

注意点：
・力任せに打つと、コントロールを理解しやすくなります。
・着地のときに、膝や足首に負担がかかるので注意が必要です。

練習方法：
1.まずはジャンプなしで、強いサーブを打つ練習をします。
2.次に、その場でジャンプしてサーブをうちます。
3.最後に、助走をつけてジャンプサーブの練習をします。

スカイサーブ

コツ：
1.トスを高く上げることが重要です。
2.ボールが落ちてくるタイミングを見極めます。
3.腕を大きく振り上げ、ボールの上部を叩くように打ちます。

注意点：
・トスが安定しないと、一定のサーブを打つのが難しくなります。
・高いトスは風の影響を受けやすいので、屋外では注意が必要です。

練習方法：
1.少し低いトスから始めて、徐々に高く上げていきます。
2.パートナーにトスを上げてもらい、タイミングを合わせて練習します。
3.コートの奥や角を狙ってサーブしてみましょう。

まとめ

バレーボールのサーブは、試合の流れが決まるとても大切な技術です。
サーブの上達には、正しいフォームの習得と繰り返しの練習が必要になります。

これらのサーブは、それぞれ異なる特徴を持っており、自分の技術レベルや試合の状況に応じて、適切なサーブを選択することが大切です。
例えば、初心者の場合はフローターサーブから始めるのがおすすめです。

経験豊富なプレイヤーは、ジャンプサーブやスカイサーブなど、より高度なサーブを使うことで相手を圧倒することができます。
各サーブの特徴を理解し、自分に合ったサーブを見つけることで自信を持ってサーブを打つことができます。

自分に合ったサーブを見つけ、それを磨いていくことで、バレーボールがより楽しくなるはずです。